祈りと対話

祈り対話
自然と沈黙
提示
諸宗教対話
考察と指針

真命山

和水町の山々の緑と静けさに囲まれて真命山諸宗教対話･霊性交流センターは、ひっそりと立っています。西の方はるかに有明海と島原半島の活火山雲仙が見えます。南には熊本にいたる平野と金峰山が望まれ、東には地上でもっとも大きなカルデラを形成している活火山阿蘇の外輪山が眺望されます。北には松と杉の林がつづいています。霊性センター真命山は、日本の古典文化を大事にしながらキリスト教霊性の日本文化受肉と諸宗教対話促進の一翼を担おうとしています。具体的には、神との出会いの場である「自然」、神のみ言葉を聞く条件である「静けさ」、他の宗教の信仰をもつ人々を兄弟として心から迎え入れる「歓待」と「対話」がここの霊性の重要な特徴です。「すべての人々の救いの対話」を始めるように招いている第二バチカン公会議の精神と教会の指導を受けて、真命山はいろいろな領域で諸宗教対話を進めようとしています。 .

歴史

聖ザベリオ宣教会のフランコ・ソットコルノラ神父の創立になる真命山は、アルバートシュバイツアー博士の遺徳を偲び宗教法人生命山シュバイツアー寺を創建した古川泰龍師の協力を得て、1987年に「生命山カトリック別院」として始まりました。

祈りの家

真命山は、次の意向で来訪される方々を歓迎します:　祈りの時をすごし、静かに内省し、沈黙の中で黙想し、静修し、神のことばを聞く自然の中で自分の信仰の根源を探求する

諸宗教対話センター

真命山は伝統的仏教、神道、新宗教の寺院・組織と交流し、友愛と協力を促進しています。この交流、友愛、協力の連携網は、2年毎に、10月の最初の日曜日、真命山で開催される平和の祈りの集いとして示されています。

対話の歩み

「人類が日を追っていっそう緊密に結ばれ、諸国民間の関係が増大しつつある現代にあって、教会は、キリスト教以外の諸宗教に対する自分の態度についていっそう注意深く考察する。教会が、人々の間に、また、諸国民の間に、一致と愛を育てる自分の職務を果たすにあたって、人間に共通で、相互の友交に役立つことがらを、ここで特に考察する」。（NA 1) .