毎月の「祈りの集い」

  
  平成
25年(2013年)3月も、第二木曜日は「祈りの集い」があります。真命山の毎月の「祈りの集い」は、1995年以来、途切れないでつづいていますが、どなたでもご参加いただけます。今月の集いは、第164回目にあたります。この「祈りの集い」は、沈黙、自然との触れ合い、人々の出合いが特徴です。

   「祈りの集い」は、この18年間、プログラムを変えないでつづけてきました。この集いは、午前10時からはじまり、その日の黙想の主題にそって一時間ほど、真命山のスタッフから提言があり、それにつづいて、各個人で約1時間、反省と黙想をし、その後、ご一緒に昼食をとります。 昼の小休憩の後、沈黙をつづけながら、午前のテーマにそって午後の集いを行います。まず、約一時間、ご一緒に祈り、次に各個人で祈ります。その後、午後のお茶の時間をもうけ、参加された皆さんの交歓会をもって午後3時半に終わります。
    今年の「祈りの集い」の主題は、ベネディクト十六世教皇が
2011年から2012年にかけて、毎週、イエスの祈りについて述べられたことをまとめたものでした。ベネディクト十六世教皇が228日をもって退位されました。真命山は世界中の人々と共に、過去八年間にわたる教皇様の輝かしく勇気ある教えならびに教会と世界に模範的に奉仕活動されたことに対して厚く感謝の意を表明します。
   この時間帯は、福岡(約
70キロの距離)や八代(約60キロの距離)から参加される方がたの都合を配慮したものです。また、遠くから真命山に宿泊して参加される方もおられます。真命山は、この集いに加え、年間行事として個人やグループの「黙想会」も実施しています。真命山は、何よりもまず「祈りの場」であることを目指しています。祈りと霊的経験が、対話もしくは「諸宗教間」の出合いの基礎になり源泉になるからです。