真命山日記 2019年3月

 今月も真名山諸宗教対話センターから、2つの活動をご紹介します。

 

 3月5日 フランコ神父と園田神父は、立正佼成会熊本教会の創立記念式典に参加しました。ご存知の通り、立正佼成会は、1938年庭野日敬師によって創立された在家仏教の集団であり、約600万人の信徒を数え、特に諸宗教間対話事業にはカトリック教会の「フォコラーレ」運動の方々と一緒に活動をしています。真名山も創立当初から立正佼成会の方々と交流をしています。毎年、立正佼成会の創立記念事業に参加し、また立正佼成会の熊本教会代表の方々は、真名山が隔年主催する諸宗教代表者による世界平和の祈りに参加しておられます。それは、10月4日聖フランシスコの祝日に近い日曜日に行っています。

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立正佼成会のメンバーが真命山で開かれた諸宗教対話イヴェントに参加する

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マリア デ・ジョルジ\ と 立正佼成会の次代会長 庭野光祥

 3月31日 シスターマリアは、ローマのグレゴリアン大学で講義を続けています。

先日、講義の間をぬって、ミラノ宣教会の総長フェルッチョ ブランビッラスカ神父の要請でミラノに出張し、諸宗教対話分野での経験をもとに講演しました。この講演は、真名山の経営母体である聖ザベリオ宣教会とミラノ宣教会日本支部の神父様方との協力活動の一端です。また、この2宣教会の活動の実りとして日本における諸宗教対話を進める会の「かけ橋」が1982年に設立されました。「かけ橋」のもとで日本で宣教活動を行っている宣教会および修道会が、定期的に会合を開いて情報を公開し、講演などの活動を行っています。

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マリア デ・ジョルジ と ミラノで開かれたPIMEの会議の参加者のグループ